エンさんNote

テレワークとFIREの間で天涯孤独のアラフィフおじさんが日々考えた事や勉強した事を書きます

「ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか」

「ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか」

ウェブ進化論」の続編と言える一冊ですが、 あまり読んでいて新鮮味がありませんでした。 日進月歩のウェブの世界とは言え、 さすがに1年半ではそれほど新しい話題も無く、 「ウェブ進化論」であまったテキストを束ね直したエコロジーな本です。

今回のテーマは、表題にある通り ウェブ時代における新しい生き方、働き方について、 「けものみち」をキーワードに意気揚々と語っています。

ウェブの進化によって、勉強や研究をする環境が万人に整った一方で、 その研究がある程度のレベルに達した時の選択肢として、 他人とは違う道(けものみち)を推奨しています。

梅田氏本人を含め、ウェブで成功を収めた事例を挙げていますが、 やはり専門家にいくら説明されても、 どうしても穿った読み方になってしまいます。

もし、本当にウェブの世界へ飛び込む事を勧めるのであれば、 梅田氏のような専門家よりも、 全くの畑違いの人から教わった方が説得力があります。 岡田斗司夫氏が50kgダイエットするくらいの“振り幅”が欲しい所です…。

梅田氏の吹いたラッパに感化され、けものみちを歩き始めた若者たちが、 この先で路頭に迷う事にならないかと、読んでいて不安になりました。 二重の意味でネットカフェ難民の増加を予感させる一冊です。