エンさんNote

テレワークとFIREの間で天涯孤独のアラフィフおじさんが日々考えた事や勉強した事を書きます

退任で思うこと

DeNA、南場智子氏が代表取締役を辞任 後任は「mobage」統括の守安功氏

  • 家族の世話と仕事の両立を相談すると、
    • まず言われるのが病院や施設や補助の利用です。
    • 自分一人で抱え込まずにプロに任せれば良いと言うことですね。
    • 確かにそう思います。
    • でも実際、それらを利用するには制約があるのです。
    • 丁度良い施設が近くにあれば良いですが、
    • そうとも限らない。
    • 運良くあったとしても
    • 空きがあるとは限らない。
    • 補助は補助と言ってもホントに補助。
    • 国や自治体の助けは無いよりましですが、
    • あっても安心できるほどではありません。
  • そして、何をするにもお金がかかる。
    • 平均的な収入がある人でも、
    • 民間の施設を利用すればン十万はかかります。
    • 入居するにも小さなマンションが買えるほど
    • お金が必要な所もあります。
    • 訪問介護もそう。
    • 保険で補えない介護は実費です。
    • それらを利用するおかげで働いても、
    • 結局稼いだ以上に出て行くのです。
  • このニュースを初めて聞いた時、
    • 南場社長は相当なお金持ちのはずなのに、
    • なんで自分で世話する事を選んだのか疑問でした。
    • しかも勝手に、親の介護のためと思い込んでました。
    • でも、世話するのは旦那さんでした。
    • 旦那さんはすでに入院されていて、
    • 南場さんは午後2時で仕事を切り上げて、
    • 残りの時間を旦那さんの世話に当てているそうです。
    • 入院してても介護サービスなどは利用できるのですが、
    • 南場さんはそれを使わなかったわけですね。
  • 人生と言うリソースを何に注ぐか、
    • 人それぞれと思いますが、
    • それが仕事と言う人も少なくないでしょう。
    • 実際、南場さんもそうと思います。
    • ただそれより大事な事が出来ただけです。
    • でもこの大企業の代表を退くと言う決断はスゴイ。
    • 決して南場さんにとって今回の決断は、
    • 後ろ向きな決断ではないでしょう。
    • 退く事は偉くなった人の最も大事な仕事だからです。
  • 会社に勤めるリスクは、
    • 倒産とかいろいろあると思いますが、
    • 偉い人だってただのオジサン・オバサンなわけですから、
    • 未来永劫、会社を動かしてくれるわけではありません。
    • 組織と言う言葉でくくると実感しにくいのですが、
    • 結局は普通のオジサン・オバサンの集まりです。
    • なので寄らば大樹の陰で
    • どんなに儲かっている企業にいても、
    • 安心はできません。
  • では今回の事がDeNAのスタッフに
    • どんな影響を与えたか、
    • 私は士気が下がるような事はないと思います。
    • むしろ最高の形で社長が最後の大仕事を
    • 成し遂げて下さったと思っているのではないでしょうか。
    • 綺麗すぎるかしらん。
  • 世間的にだって、
    • しばらくは株価も下がるかもしれませんが、
    • 社長も一回りも若返りますし(37歳だって!)、
    • 企業として正常な新陳代謝が作用したとして、
    • すぐに評価されると思います。
  • それにしても、
    • 野間佐和子さんの時も思いましたが、
    • 引き際を見極めると言うのは
    • すごく難しいと思うのですが、
    • やはり大きな組織のトップに立てる人は
    • それだけの力を持ってるだけあります。
    • 逆にそれができない人は、
    • トップに立つべきではないと思いました。
    • 大樹に寄って何するわけでもなく
    • 樹液だけ吸い続ける虫ばかりが増えると、
    • 全てが大樹ごと倒れてしまいます。